ダイエットをしようと食事の回数を減らしたり、面倒だからと朝食を抜いたりすると、エネルギーを消費しにくい体になり、太りやすくなるだけでなく、腸の動きが悪くなるといわれています。腸は健康の源。腸内環境が悪くなると、消化、吸収が悪くなります。内臓の機能がうまく働かないと体の老化が進む、つまり老け胸になりやすい状態に。
まずは、規則正しく、1日3食きちんと食べ、腸を健康にすることで老け胸を予防しましょう。
私たちの体は自分が口にしたものからできているということを忘れずに!バランスのいい食事を摂ることが、健康な体をつくり、老化を防ぐ、つまり老け胸も防いでくれるのです。
そこで最適なのは、やはり昔ながらの和食!主食、汁物、主菜、副菜のバランスだけでなく、つけあわせにも意識を向けて。
例えば、旬の焼き魚には大根おろしが定番です。また、お刺身にはわさびをつけていただきます。これは、魚の脂分を大根おろしやわさびには脂を分解する作用があるから。
昔ながらの和食は、こうした消化、吸収によい組み合わせがすでにできているのです。バランスのいい和食を規則正しく食べる!
毎日の食事を見直して、老け胸になるのを防ぎましょう。
体内の水分が不足すると、体液も不足するため、血液がどろどろになり、血流が悪くなります。血流が悪くなると老廃物が溜まる、つまり老化が進んでしまいます。喉が渇いていなくても、こまめに水分補給することが大切です。食事からでも水分補給はできますが、足りない分は水を飲むことでまかないましょう。
水を飲むときは、一気に飲むとすぐに排泄してしまい体内に残らないので、まずは朝起きたときと就寝前にコップ1杯、残りは日中、ペットボトルの水をそばに置いてちびちび飲み続けましょう。
そうすることで体液が活発に循環し、老廃物はどんどん排出されます。老廃物が排出されれば、老化も進まず、老け胸になるのを防いでくれます。
監修:アスレティックトレーナー 金塚陽一氏