スマートフォンやPCを操作していると、どうしても猫背になりがちです。でも、この猫背の姿勢を長く続けていると、背中が丸まり、筋肉が硬くなって、血液の循環が悪くなって......と悪いことだらけ。肩こりがひどくありませんか?肩を大きく動かせますか?
肩こりや肩の稼働域の狭さは老け胸のサイン!猫背によって胸を大きく包みこんでいる大胸筋が硬くなっている可能性があります。
そのせいで、胸はおのずから加齢していく......なんてことに!正しい姿勢は、老け胸を予防する基本です!
土踏まずの真上にひざ、骨盤の上に腰と背骨が乗っていることを意識し、肩と骨盤が平行になっているか確認。耳の真下に肩があるのが正しい位置です。背筋は伸ばし、胸を開きましょう。
イスに深く座り、背簿へを軽く背もたれにつけます。ひざから下は、床に対して直角にし、背筋を伸ばしたら、ひざ下と背筋の角度が平行になるように意識して。
監修:アスレティックトレーナー 金塚陽一氏
日常生活を送っているだけでは、なかなか動かすことのない肩甲骨まわり。
簡単なストレッチを取り入れて、肩甲骨をやわらかくし、正しい姿勢をキープできるようにしましょう!
背筋を伸ばし、足を肩幅に開いて座ったら、指先を肩に添えます。左右のひじを同時に大きく回します。前回し、うしろ回しをそれぞれ10回ずつが目安です。
背筋を伸ばし、足を肩幅に開いて座ったら両腕が肩と同じ高さになるように、左右に伸ばします。腕の位置はキープしたまま、左右の手を前後に10回ほどねじります。
正しい姿勢でイスに座ったら、両ひじで背もたれを押しながら、肩甲骨を寄せ、胸を開くように背中を反らせたら、今度は背中を丸めるようにします。10回ほど繰り返しましょう。
座った状態で、胸の前で両腕の指先からひじを合わせます。そのままひじをできるだけ高くゆっくりと持ち上げ、またゆっくりと下ろします。これを10回ほど繰り返します。
背中側に両手を伸ばし、両手でクッションや小さいボールを握ります。握ったものを強くはさむようにしながら、肩甲骨をよせ、胸を開きます。この状態を10秒ほどキープしましょう。座ったままでもOK!
両手のひらを背中側で合わせて合掌します。合掌するのが難しい人は、右手で左ひじを、左手で右ひじを掴みます。この状態を10秒ほどキープしましょう。